履いていない靴や、サイズが微妙に合わない靴が靴箱の中でいっぱいになっている人も多いのではないでしょうか。
靴は収納するスペースが限られてきますし、洋服のようにたたむこともできません。
そこで鑑定士はどこを見ているのか、高価買取のコツについて調べました。
鑑定士はブランド靴のどこを見て査定するのか
靴は消耗品のため、使用感が出やすいアイテムです。そのため、状態が重要になってきます。
新品未使用
当然のことながら新品未仕様であれば高い価格がつきます。
ただし、靴の状態とあわせて箱や保証書(ギャランティーカード)などの付属品もチェックされるのですべて査定に出すようにしましょう。
その中でも箱は重要で箱がないと未使用品でも新品とはみなされない場合があります。
美品
数回履いただけで、傷や汚れが目立たない靴は美品とみなされます。
新品未使用に比べて買取価格は落ちますが、付属品があれば査定にプラスされるでしょう。
手入れがきちんとされていれば、高価買取されるケースもあります。
におい・カビ
見た目がきれいでもにおいがひどい靴は減額されてしまいます。消臭剤を使ってにおいはとっておきましょう。
カビは表面についたものなら拭いて取れますが、根深く浸透しているカビは専門店でも除去が難しくなります。
そのような靴は大幅に減額されるか、買い取ってもらえない場合があります。
靴表面の傷や靴底の状態
靴の表面の傷や靴底のすり減りは減額の対象となりますが、買い取ってもらえます。
ただし、傷がひどいと買取を拒否される場合もあるので、どの程度傷やすり減りがあるのかチェックしておきましょう。
靴の汚れ
汚れは当然チェックされます。ブラシやクリーナーでも落ちない汚れは減額の対象です。
査定前に落とせる汚れは落としておくとよいですが、靴の素材によっては汚れがひどくなる場合もあるので、専門的な技術が必要な場合はそのまま査定に出しましょう。
高価買取のコツ
靴の状態が一番重要ですが、プラスアルファの要素として評価される条件があります。
年式
特にレディースシューズの場合、年式が新しいほど高評価になる傾向にあります。理由は毎年、デザインが流行によって変わってくるため、新作ほど需要があるためです。
ブランド靴の売却を考えているのならそう思った時が売り時として早めに行動したほうがいいでしょう。
逆にメンズシューズは安定した傾向にあります。定番のモデルは時代に関係なく評価されるためです。
サイズ
メンズだと26.5~27.5センチ、レディースなら23~24センチが需要の高いサイズです。
新品の場合はサイズによって値段が変わることはありませんが、中古の場合大きすぎるサイズや小さすぎるサイズは査定額が下がってしまうことがあります。