「新しいロードバイクに乗ってみたけどイマイチだった」「そろそろ買い替えたい」と思っている人はいませんか。ロードバイクは片手で持ち上げられるほど軽く、一般的な自転車よりも車体が細いという特徴をもちます。まさに、走りやすさを追及したマシンです。
ジャイアント(GIANT)、フェルト(FELT)、キャノンデール(CANNONDALE)など数多くのメーカーが新モデルを開発。価格は10万円から200万円と値段の差があります。スペックが高いぶん値段も高いため、購入後の乗り心地がしっくりこないとガッカリしてしまうでしょう。
ロードバイクの世界では「傷は勲章、よごれは恥」といわれており、使用してこそのマシンなのです。もし、長く乗るマシンではないと思ったら売却を検討してみてください。
今回は、ロードバイクを高く売るポイントについてご紹介します。
ロードバイクの買取について
新しいロードバイクを購入すると、これまで使っていたバイクが不要になる場合があります。自宅で鑑賞用にする人もいるかもしれません。それよりも売却がおすすめです。また、そのまま粗大ごみにだすと処分費用を支払う必要があります。
ロードバイクを売る3つの方法
売却方法は主に、フリマアプリやネットオークション、買取業者、リサイクルショップです。
これらの利用前に、メリット・デメリットを把握しておきましょう。
フリマアプリ・ネットオークション
フリマプリでは、メルカリやラクマ、オークションサイトではヤフオク!やモバオクなどがあります。出品までに時間がかからない点はメリットの1つです。出品物の画像を撮影や商品の説明を記載。設定した値段で取引できる魅力があります。後は買い手がみつかるのを待つだけです。手続きもスマートフォンからできるので、出品自体はとても手軽です。
しかし、どちらも出品物や商品説明がしっかりしていないと買い手がみつからない可能性もあります。また、取引の最中にトラブルが発生することもあり、その場合解決までの労力や時間をかけることになります。
買取業者に依頼
ロードバイクを積極的に買取する業者があります。たとえば、チャリストック、自転車高く売れるドットコム、リサマイ、クラウンギアーズなどです。全国で対応している買取業者がほとんど。公式サイトや電話から見積もりを依頼できます。
また、査定にだしたいロードバイクを、ネットや電話を通して事前査定も可能。買取価格を把握できます。
リサイクルショップ
ゲーム、DVD、フィギュア、スポーツ用品などをリサイクルショップで扱っています。買取業者は取り扱うジャンルが狭いのに対し、リサイクルショップでは幅広く買取を実施。
ロードバイク以外にもジャンルの異なる不用品をまとめて売却するのに適しています。
ロードバイクを高く売るポイントとは?
売るからには高い値段で買取ってもらいたいもの。ここではロードバイクを高く買取ってもらうポイントについてご紹介します。
新品に近い状態を保つ
マシンの状態は、価格に大きく影響します。買取ったマシンは再販されるため、買取業者が再販したときに買い手がつきやすいよう、見た目は重視されます。そこで、買取まで綺麗な状態を保ちましょう。
特にロードバイクは湿気に弱いため、外で管理しているとパーツの劣化が激しくなります。湿気を避けて保管するよう意識しましょう。もし、傷がついていて場合もしっかりメンテナンスしていれば高額査定が期待できます。ですので、管理は徹底しましょう。
ロードバイクの年式
一般的に年式が新しいと高額になりやすいといわれています。一方、古いマシンには貴重なパーツが使用されていることもあり、それを前もって買取スタッフに説明しておくことで高額買取が期待できます。
パーツが揃っている
ホイール、スポーク、ブレーキ、ギア、チェーンなどロードバイクはたくさんのパーツから構成されています。購入した時点での標準パーツがあれば査定額に影響します。さらに、取り扱い説明書や保証書などがあれば査定もプラスに評価されます。
防犯登録を抹消している
ロードバイクは防犯登録をするのですが、売却前に防犯登録データは消しておきましょう。自分のマシンではなくなるため、買取業者が防犯登録を消す手間が増えます。そのぶん査定額も低くなってしまうので、防犯登録は消しておきましょう。
抹消手続きでは、下記の準備が必要になります。
- 防犯登録カード
- 身分証明書
- ロードバイク本体
これを購入した店舗にもっていき、防犯登録抹消手続きを済ませましょう。もし、店舗で対応していない場合は交番や防犯協会に連絡しましょう。ひと手間かけるだけで、査定額もアップします。
3つの買取サービス
買取業者は出張買取、店頭買取、宅配買取の3つの買取サービスを用意しています。それぞれの買取の流れを押さえておき、自分に合った買取サービスを利用しましょう。
出張買取
買取スタッフが自宅まで訪ね、そこで査定をします。近くに店舗がなくても向こうから訪ねてくれる点はメリットです。出張料金はかかりません。申し込みは自宅の住所や買取依頼日を伝えます。日時の指定ができるため、仕事終わりや子どものいる家庭だと休日など都合のよい日に査定予約ができます。
ロードバイクを運ぶ手間や傷がつかないよう梱包することもないため、労力がかからない特徴をもちます。査定後、金額に納得いかなかったらキャンセルも可能です。ただし、人によっては納得いかなくてもその場の流れで買取を承諾してしまうケースも考えられます。
店頭買取
実店舗に足を運び直接買取査定を行ないます。提示した金額に承諾すれば、すぐに現金受け取りが可能です。査定中も、漫画を読んだり、フリードリンクを飲めたりと待合室でくつろげるよう配慮されています。ほかにも、買取成立後にかかった交通費用をキャッシュバックするお店もあります。
対面査定ですので、値段交渉できる点もメリットです。
宅配買取
宅配買取では、電話での連絡やWebから査定を申し込みます。その後、提示された額に買取承諾する流れです。査定スタッフとのやり取りもないため、対面したくないという人におすすめの買取サービスです。宅配買取だと梱包キットを用意しなければなりません。費用が発生しますが、買取額が3万円以上は送料無料で提供しているところもあります。
しかし、じっくり鑑定することはないため、査定額が低くなってしまいがちです。
買取実績から市場相場をチェック
買取業者の実績はとても重要な項目です。というのも、取引実績はネットで公開されており、そのお店がどれくらいの価格で取引されているか一目でチェックできるためです。査定にだすマシンの取引額が高値で取引されていると、実際の取引も高価買取が期待できます。
また、買取業者によっては市場価格よりも低い値段で提示する場合もあるでしょう。そのとき、ほかの買取業者に依頼するべきか判断しやすいため、買取を依頼する前は、マシンの相場を把握しておきましょう。
複数の買取業者に見積もり依頼しましょう
ロードバイクの売却方法についてご説明しました。
ロードバイクの買取では、最低でも身分証明書や所有者証明書が必要になります。これは、盗難品ではないことを証明するためです。あらかじめ決められていますので、買取の際は必ず用意しましょう。
また、高く買取ってもらうためにも複数の店舗に見積もり依頼することをおすすめします。店舗に依頼するほど買取までの時間はかかってしまいます。ですが、査定スタッフが提示する価格は全く同じというわけではありません。店舗ごとの価格を比べながら、値段の高い店舗を探しましょう。
高額買取を狙って、欲しいモデルのロードバイクを手に入れましょう。